サービス・費用

ご利用者とそのご家族が専門的なケア・サポートを受けることができます。

また、訪問看護は、医療保険や介護保険の対象です。
各種保険適用により、少ない自己費用負担で安心してサービスを利用することができます。


対象疾患・症状

統合失調症、双極性障害、うつ病、アルコール依存、薬物依存、解離性障害、強迫性障害、睡眠障害、摂食障害、適応障害、認知症、パーソナリティー障害、発達障害、パニック障害、不安障害、高次脳機能障害、てんかん 等


サービス内容

体温・血圧・脈拍などの測定

各種感染症や体調不良がないか確認するために体温、脈拍、血圧、酸素飽和度を測定します。

精神症状の観察

自覚症状と合わせて、コミュニケーションや身の回りの様子、人間関係などから客観的に精神状態を観察することで、不調のサインや不調のきっかけを知ることができます。早期に対処できれば病状の悪化を防ぐことができます。


日常生活観察と支援

生活リズムを整えることや、活動と休息のバランスをとることは精神状態の安定に大切な要素です。やってみたいが自信がない、方法がわからない、うまくできないという時に私たちがサポートします。

服薬確認と助言

規則正しい服薬は精神状態の安定に大切な要素です。しかし、たくさんあってきちんと飲めない場合や、理由があって飲みたくないという場合もあるかもしれません。そんな時はまず思いを聞かせてください。一緒に考えましょう。


対人関係の相談

コミュニケーションが苦手な方は、私たちと接することで少しづつ人に慣れていくことから始めましょう。職場や就労施設に通い始めたものの不安が強い、また、ご家族や身近な人との関係がうまくいかない時はご相談ください。考え方や関わり方を一緒に考えましょう。

家族の悩みや不安の解消

ご家族の心配や不安は大きいものです。双方の思いを聞きながら、必要に応じて他の支援者にも協力を得て関係調整や環境調整をサポートします。また、育児に関するお悩みにも対応することがあります。


社会資源・福祉サービス活用の調整

地域でサポートを受けながら安心して過ごせるように、必要に応じて相談に乗ったり、サービスを提案したりしています。

関係機関との調整

地域には様々なサービスがあります。それぞれの得意分野で役割分担をしながら一人の方を支えています。私たちは、サービスの質を高めるために各関係機関の方と密に連携しています。



費用

精神科訪問看護は、医療保険や介護保険の対象となります。

医療保険が
適用される場合

 

医療保険の場合は、70歳未満の方は自己負担額は3割負担で、18歳までのお子様についてはお住まいの各自治体により、医療費の助成がある場合がありますのでご確認ください。

 

なお、所得により、70~74歳の方は2割~3割負担、75歳以上の方は1割~3割負担となります。

 

自立支援医療制度を利用した場合は、1割負担かつ毎月の上限金額までの負担になります。

※広島市の場合は、その1割負担も市が負担するため、実質自己負担額は0円となります。

 

各種助成制度に該当する場合は、自己負担金が減免されることもございますので一度ご相談ください。

 

被爆者健康手帳(ひばくしゃけんこうてちょう)をお持ちだったり生活保護受給中の方は自己負担はありません。

介護保険が
適用される場合

 

介護保険の場合は原則として1割負担ですが、医療保険と同様に、所得により2~3割負担になります。

 

区分支給限度額を超えた際の料金は、全額自己負担となります。